筆者が日本人ではないからなのか、やはり根本的に視点がズレてるなーって思う。
インターネット接続環境は、インフラの問題もあるが、日本は整っている方だ。訪日客が日本で困っているのはWi-Fi接続環境がないというだけの話で、日本人は携帯電話会社とのデータ通信契約で接続しているので、基本的にWi-FiはLANでしか使わない。それがガラパゴスだというのならばそれまでだが、最低限その程度のことはインターネットで調べておけば済む話じゃないか?
それと、日本人は他人に質問するということを恥と感じてしまう。知らないことは自分で調べて学習するというスタンスでいる。特に高齢者ほどその傾向が強くなる。これらが、デジタル音痴という勘違いに繋がっている原因だ。特にインターネットに関しては、本格的に普及したのが2000年代以降、特にモバイル環境が復旧したのが2010年代後半から。インターネットの使い方などを学ぼうとすると、他人に質問できない日本人は書籍で学ぼうとするが、自分が知る限り書籍の情報は常に時代より何周も遅れているのが常であり、そもそもモバイル機器の使い方なんて極基本的なことを解説している書籍なんてそうそうない。必然的に、他者とのコミュニケーションの中で学んでいくしかなくなるということ。
さて、ここまで書くと、日本人の高齢者にとって、ある一つの社会問題が浮上してくる。特に定年退職後の人が陥りがちになる問題。友人がいない。他者とのコミュニケーションがとれない…など。
結局、日本人にとって最大の問題は、デジタル音痴なんていう見当違いなものではなく、他者とのコミュニケーション能力の社会的欠如なのだ。
- 元記事
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日本人のデジタル音痴ぶりが「世界一周クルーズ船」でも露呈!中国人との格差大
https://diamond.jp/articles/-/326734
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