トップダウンは使い所を誤ると諸刃の剣となる。
統一教会の問題の時は、トップダウンを放棄して所管の役所に放り投げ。国民が望んでもいない防衛費増税に関しては、一転してトップダウンで聞く耳を持たない頑固さを発揮する。
確かにウクライナ戦争を見るに、同じロシアを隣国に抱える日本としては喫緊の課題なのかもしれないが、国民にとっては遠い未来の問題より今を生きる事が大事なのだ。今を生きるのに苦しむ国民は、これまでの自民党治世が生みだしたものであり、失われた30年を代表とするように、遠くは昭和の頃から先送りにしてきた問題解決を未だ為し得ない罪と、それと向き合う責任があることを自民党は忘れてはならない。
日本は代議制民主主義である。何でも国民に責任や義務があることを声高に叫ぶことは許されない。政権与党の座に長期にわたり居続けた自民党自身が、身を削ってこの問題に対処しなければならないのだ。
- 元記事
-
防衛増税、当事者不在の決着 議論「7日間」、残る禍根
https://www.jiji.com/jc/article?k=2022121601137
0 件のコメント:
コメントを投稿